ホームトレーニーになると欲しくなるのがパワーラックですよね。
パワーラックが1台あるだけで、トレーニングのバリエーションや、質が一気に向上します。
しかし、大きな買い物ですのでなかなか思い切れない方も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、今回は私が購入したPOWER TEC(パワーテック)社のパワーラックをご紹介します。
パワーラックは色々なメーカーが出しており、その価格や品質はピンキリです。
一般家庭用に安価に作られたものから、業務用のガチのものまで様々なので、


と迷うと思います。
そこで、私がパワーテックのパワーラックを購入した決め手や、実際購入して良かったのかなど、ご紹介していきます。
contents
パワーラックとは?
まず、パワーテックのパワーラックを紹介する前に、パワーラックとは何なのかを紹介します。
パワーラックは、フリーウェイトのトレーニングを行う上で必要不可欠な器具です。
パワーラックと合わせて、ベンチ・バーベルを使用することで、 全身のトレーニングが可能になります。
パワーラックが果たす役割は、大きく3つあります。
- 安全性の向上
- トレーニングの効率化
- 省スペース
安全性の向上
フリーウェイトのトレーニングを行う場合、限界ギリギリの重量を扱うことがありますよね。
その重量を耐えられなくなった場合、自分の身を守ってくれるのが、セーフティーバーです。
このセーフティーバーは、どのパワーラックにも標準装備として備わっています。
パワーラックのスペックによって、セーフティーバーの許容重量が変わってきますので、確認しておきたいポイントです。
トレーニングの効率化
パワーラックは、フリーウェイトのトレーニングに必要不可欠だと紹介しましたが、実際ベンチとバーベルさえあれば、できなくもありません。
しかし、パワーラックが無いと効率は極端に落ちます。
というのも、ベンチプレスなどに使用したバーベルを毎回床に降ろし、重量を変更したら再度バーベルを床から持ち上げてスタートポジションへ持っていく必要があるからです。
トレーニングではないところで余計にエネルギーを消費し、メインセットで力を出し切れないのではもったいないですよね。
省スペース
パワーラックは、ベンチとバーベルを組み合わせることで、全身を鍛えることができます。
ジムにあるようなマシンを自宅に揃えたら、すごい場所をとってしまいます。
しかし、パワーラックとベンチ、バーベルがあれば
- ベンチプレス
- スクワット
- デッドリフト
- ディップス
- チンニング
など様々な種目ができるようになります。
ホームトレーニーは是非とも揃えておきたい商品です。
POWER TEC(パワーテック)パワーラックの基本情報
それでは、私の購入したパワーテックのパワーラックの基本情報を紹介します。
モデル名 | WB-PR19 |
メーカー | POWERTEC(パワーテック) |
大きさ | 127㎝/130㎝/213㎝(全長/奥行き/高さ) |
重さ | 97kg |
材質 | 鉄 |
対荷重 | 454kg |
機能 | チンニング・ディップス(ラットオプションあり) |
価格 | 130,000(税別) |
ホームジム向けに、安価に良い物を提供してくれる、IROTECやWILDFITが4万円〜9万円前後で出品している中で、13万円は少し高いです。
しかし、フィットネス業界全体で見ると、60万円のパワーラックも存在しますので、位置付け的には下の方になります。
ただし上位の機種は、ほとんどが業務用で一般家庭には向いていない大きさであり、200kgを超えてきますので、一般家庭に置ける機種としては上位グレードといえます。
POWER TEC(パワーテック)パワーラックを6畳部屋に置いてみた
パワーラックを自分の部屋に設置しようとすると、置けるかどうかが心配になりますよね。
サイトなど調べれば寸法は理解できますが、それを自分の部屋に置いた場合、どんな感じになるのかイメージがつきにくいものです。
私も、導入時は紙で模型を作って設置イメージを膨らましていました。
そこで、6畳の部屋にパワーラックを置いた場合、どのような感じになるのかをご紹介します。
設置場所(6畳部屋)の設定
今回私がパワーテックのパワーラックを設置した場所は、将来子供部屋になるであろう6畳の部屋です。
横幅 | 350㎝ |
奥行き | 260㎝ |
高さ | 240㎝ |
よくある子供部屋の一般的な形状だと思います。
バーベルが220㎝くらいあるので、パワーラックは部屋の中央に設置してみました。
設置した感想
設置してみましたが、特に問題は発生しませんでした。
左右に80㎝くらい余裕があるので、ヨガマットを敷いたり備品を置いたりできます。
高さは、天井から20㎝くらいまであるので、チンニングに影響するか心配していましたが、頭をぶつけることもなくOKです。
POWER TEC(パワーテック)パワーラックの組み立て
パワーテックのパワーラックは、大きな商品ですのでバラバラの部品で送られてきます。
使用するには、組み立てが必要になります
パワーラックの組み立ては、説明書を見て行いますが説明書がとてもわかりにくいです。
これが説明書です。
全体像だけ記載されて詳細がわかりません。
ネジの向きもこの説明書では判断できませんが、私も感覚で組み立てました。
固定部分の画像を添付しておきますので、参考にして下さい。
組み立てる順序は下から順番に組み上げていきましょう。
注意点がありますので、私の体験談から事前準備をお願いします。
POWER TEC(パワーテック)パワーラック組み立ての注意点
まず、組み立てる前に注意しておくべき点を紹介します。
- 組み立て道具が付いてこない
- 重い部品の組み立ては2人以上が好ましい
組み立て道具が付いてこない
私も荷ほどきをして驚きましたが、組み立て道具が付いてきません。
家にスパナが2個以上ある方は問題ありませんが、ない人は一緒に買っておくのが良いです。
スパナの幅は、19㎜と21㎜の2種類が必要です。
重い部品の組み立ては2人以上が好ましい
パワーラックを購入する方は、普段からトレーニングされていると思います。
部品の組み付けくらい、簡単だと思われるのではないでしょうか。
私も、実際1人で組み立てましたが、2人の方がよかったと後悔しています。
というのも、目線より下の部品固定は容易にできますが、頭上での作業は不安定で、ネジ止めに集中できません。
固定することに集中するあまり、部品が今どのような状態であるか認識が甘くなり、シーリングライトにぶつけて破損させてしまいました。
手伝ってくれる人がいない場合は、根性でなんとかしないといけませんが、サポートできる人がいる場合は、プライドを捨ててお願いしましょう。
POWER TEC(パワーテック)パワーラックの使用方法
パワーラック単体の使用方法は、特に難しいことはありません。
グリップを利用したチンニングや、ディップスバーを利用したディップス。
セーフティーバーはクイック方式で付け替えられます。
POWER TEC(パワーテック)パワーラックのレビュー
それでは、ここまで紹介してきたパワーテックのパワーラックのレビューをしていきます。
今回は、
- 安全性
- 使いやすさ
- 静音性
- 価格(コスパ)
についてそれぞれレビューしていきます。
安全性
高重量を扱う、トレーニングを主として行うため、安全性はかなり重要になります。
特にセーフティーバーが、役割を果たしてくれないと、大きな怪我につながりかねません。
セーフティーバーの対荷重をみると、454kgもあるので壊しようがありません。
その他、チンニングやディップスは若干の揺れはありますが、危なさを感じたことはありません。
よくあるチンニングスタンドの揺れよりは、かなり抑えられています。
使いやすさ
約1年使用していますが、使用感は概ね満足です。
チンニングのハンドルは様々な角度があり、用途に合わせて刺激を変えられます。
ディップスバーも太めで、腕の力を利用しずらくなっており、胸に刺激を与えやすいです。
セーフティーバーもクイック方式で、簡単に変更できます。
貫通タイプを使ったこともあるのですが、便利さが全然違いますね。
静音性
静音性は、全くないです。
バーベルフック、セーフティーバー、ディップスバーの付け替えには金属の接触音がします。
もちろん、バーベルをバーベルフックやセーフティーバーに置くときも大きな音がします。
私は、家族が寝る時間からトレーニングを始めるので、音を出さずにトレーニングがしたいのですが、なかなか難しいです。
まだ、クレームは入っていないので騒音ではないと思いますが、あまり音を立てないように、バーベルを置くときはゆっくり静かに置くようにしています。
その行動が、意外と良い刺激になります。笑
価格(コスパ)
ホームトレーニングをする用に購入するのであれば、過剰品質であり価格は高いです。
IROTECやWILD FITで4万円から9万円前後で販売がありますので、それでも十分満足できると思います。
しかし、IROTECやWILD FITの商品は、家庭用のイメージが根強く、もしパワーラックを手放すことになった場合、かなり値段が落ちてしまいます。
それと比べて、パワーテックのパワーラックは、半業務用といった点から中古でも業者からの需要があり、あまり価格が落ちません。
私自身、子供部屋を使う点から、いずれ部屋を追い出される可能性もありますので、その時置き場所がなくなり手放すことを考えると、売値が高く損失の少ないパワーテックが良いと判断しました。
まとめ
パワーテックのパワーラックを紹介しました。
6畳という限られた空間で、全身を効率よく鍛えるには、パワーラックが必要不可欠です。
パワーラックは価格がピンキリで、4万円から60万円まで存在しパワーテックの物は13万円と低価格帯に位置しています。
しかし、上位モデルはほとんどが業務用で、一般家庭用に作られているパワーラックのモデルの中では、上位のモデルに含まれます。
家庭用の上位モデルである故に、それぞれのスペックはかなり上等で、更には売る時の価格まで一定の評価が得られています。
私のように、狭い部屋でのトレーニングを強いられ、なおかついつ追い出されるかわからない、そんな肩身の狭いホームトレーニーにオススメの一品です。
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