ホームトレーニーを目指す皆さん。
どんなダンベルを購入しようかお悩みではないでしょうか。
ダンベルにも様々な形状、重さ切り替えの種類があり、値段もピンキリなので調べれば調べるほど何が良いのかわからなくなりますよね。
私もその1人でした。
そこで今回は私が悩み抜いて購入した、パワーブロックの類似品についてご紹介します。
ダンベルを購入しようと、調べ抜いているあなたはもうパワーブロックの存在はご存知ですよね。
しかし・・・
うりぼう
うりぼう
そう悩んでいるのではないでしょうか。
私が実験台になりました。笑
正直、購入して正解でした。
隠すことなくありのままの全てを紹介しますので、是非最後までご覧ください。
contents
パワーブロック(類似品)クイックダンベルの基本情報
パワーブロックはアメリカ生まれの、ドロップセットに適した重量可変が簡単なダンベルですが、なんといっても正規品の購入価格がかなり高いです。
23kgの2個セットでなんと65,000円ほど。
なかなか簡単に購入できる代物ではないですよね。
きっと良いものではあると思うのですが、他の可変式ダンベルが2万円〜4万円程度で販売されている中で、この価格は手が出ません。
そこで、安価なパワーブロックに似たダンベルを探していたら、見つけました。
モデル名 | クイックダンベル |
メーカー | FIELDOOR |
大きさ | 27㎝/21.5㎝/20㎝(全長/奥行き/高さ) |
重さ | 22kg×2個(計44kg) |
材質 | スチール/プラスチック |
重量可変 | 15段階 ※ |
価格 | ネットで24,000円ほど |
※3kg→3.5kg→4kg→7.5kg→8kg→8.5kg→12kg→12.5kg→13kg→16.5kg→17kg→17.5kg→21kg→21.5kg→22kg
正規品のパワーブロックの約1/3の価格。
安かろう悪かろうだと嫌だなと思いつつも、ポチって購入しました。
パワーブロック(類似品)クイックダンベルの使用方法
パワーブロックの重量変更は、そのほかのアジャスタブルダンベルと全然違います。
一般的には、
- スクリューロック式
- ダイアル可変式
- フレックスベル方式
などが主流となる中で、とても壊れ難い方式になります。
変更方法は、ブロックプレートにハンドルを収めた状態で、任意の重量表示の場所にストッパーを差し込むだけです。
ストッパーは華奢なので、壊れるんじゃないか?と不安になりますが、ストッパー自体には負荷がかからない設計になっているので、問題ありません。
そのほかにも、0.5kg刻みで重量を変更する方法があります。
この操作は、ブロックプレートを全て外した状態で、ハンドル上部にあるレバーを操作し、ロックを解除することで、ハンドルコアを取り出し、重量を変更します。
ドロップセットをしている時など急いでいる時には、不向きな操作なのであまりおすすめではありません。
パワーブロック(類似品)クイックダンベルのレビュー
それでは、私が購入したパワーブロックの偽物、クイックダンベルの使用レビューをしていきます。
購入して2年間経過しますので、使用の中で気づいた点や、劣化の部分についてもご紹介します。
パワーブロック(類似品)クイックダンベルの到着状態
購入して、梱包された商品が家に届き開封して最初に感じたのは、少し汚いなという印象です。
金属のブロックプレート部分には錆止めの油、ハンドルのプラスチック部分には埃が薄っすら蓄積していました。
※到着時の画像はありません、申し訳ありません
なので、到着して最初に行ったのは、筋トレではなく拭き掃除です。笑
でも、安いものなのでこれくらいのことは、全然想定内です。
そして、ハンドルに内蔵されている重量可変用の1つ0.5kgのハンドルコアを取り出してみると、少し錆びています。笑
錆落としで清掃し、防錆の油を塗布して格納しました。
油を触りたくないので、今後このハンドルコアを取り出すことはないと思います。
そもそも、0.5kgの調整などしないので、取り出すことはないので全然OKです。
そういう意味では、錆が発生しないように油でコーティングしておくのがベストですね。
パワーブロック(類似品)クイックダンベルの使用感
それでは、実際にクイックダンベルを使用してみた感想を正直に紹介します。
今回は
- グリップ感
- 重さ
- 操作性
- ドロップセット
について、順に紹介していきます。
パワーブロック(類似品)クイックダンベルのグリップ感
クイックダンベルのグリップの形状は、中央に膨らみがありやや太めです。
もし、女性が使うとなると少し握りにくく、力が入りにくいと思います。
私も嫁と同じくらいの手の大きさと、とても小さい方なのですが、少し太いかな?と感じます。
ですが、握り込めない分、握力の介入や前腕の力が発揮されにくくなるので、アームカールには好都合です。
グリップ自体は、ゴムのような素材で表面もザラザラしているので滑りにくいです。
パワーブロック(類似品)クイックダンベルの重さ
22kgの設定でしたが、体重計で計測してみると22.5kgでした。
精度といった面では、適切ではありませんんが、重い分には全然OKです。
ちなみに、2個とも22.5kgだったので、そういう仕様なのかと思います。
私の体重計の仕業でしたら、すみません。笑
パワーブロック(類似品)クイックダンベルの操作性
クイックダンベルの重量可変の性質上、重量を足せば足すほど横幅が大きくなっていきます。
そうすると、ダンベルベンチプレスをする際に、胸を寄せきれないといった事象が発生します。
私は、胸を寄せ切るタイミングで、肘を少し内旋させて寄せ切るようにしていますが、慣れていない人は難しいかもしれません。
ダンベルフライだと影響はないので、プレス系はベンチプレスで、フライはクイックダンベルでといった具合に使い分けが必要です。
また、ワンハンドダンベルローイングなど、背中の種目を行う際高重量にしていくと、握力が限界になるのでパワーグリップなどを使用するかと思います。
パワーグリップの種類にもよりますが、グリップ部分の手の挿入口が狭いので、相性によっては使用できない可能性もあります。
その他、使用する中でダンベルがガタついたり、ストッパーが外れたりといった不具合もありません。
2年間使用していますが、劣化も感じられません。
パワーブロック(類似品)クイックダンベルによるドロップセット
クイックダンベルの真価が問われる、ドロップセットは重量可変がやはり簡単です。
ドロップセットは、筋肉が回復してしまう前に、重量を下げて追い込む種目なので簡易に重量が変更ができるのは、ポイントが高いです。
私自身、クイックダンベルを購入前は知人にもらったスクリューロック式の可変ダンベルを使用していましたが、その重量可変の速度の違いは圧倒的です。
ただ、重量がハンドルコアの操作を除くと4.5kg刻みと間隔が広いです。
1つ重量を落とすとかなり楽になってしまいます。
高重量でギリギリまで追い込み、そこからのドロップセットをおすすめします。
パワーブロック(類似品)クイックダンベルの重量拡張
1つ最大22kgのクイックダンベルですが、購入するセットによっては、40kgバージョンもあります。
でも、40kgなんて素人では扱えない重量です。
40kgを扱えるようになるかわからない、筋トレがそもそも続くかわからない。
そういった人は22kgがおすすめです。
というのも、このクイックダンベルについては、22kgを購入しても後から40kgに変更できる拡張セットの販売があります。
22kgが物足らなくなったら、拡張セットを購入する流れでも全然OKだと思います。
まとめ
パワーブロックの偽物?クイックダンベルのレビューをしました。
正直いって、コスパは最強です。
偽物という言い方は、あまり良くないかもしれません。
勝手にリプロダクト品ということにしておきます。笑
届いた時の最初の処理は、気にならない人はいいのですが、家を汚したくない人は処理しておきましょう。
それをするだけで、65,000円とほぼ同等の商品が24,000円で購入できます。
4万円相当の掃除ですね。笑
操作性も、パワーブロックの特性上やりにくくなる種目もいくつかありますが、工夫することでできないことはありません。
グリップもその太さから、他の筋肉の介入を勝手に防いでくれるので、効率よく筋トレができます。
ドロップセットでは、その重量可変の容易さが本領を発揮しますが、重量間隔が広いのがネックです。
それでも、高重量でギリギリまで追い込みその後にドロップセットを組むことで、目的は達成できます。
以上、パワーブロックの類似品クイックダンベルの紹介でした。
正規品を買おうか、類似品を買おうか悩んでいる方、類似品でいいと思いますよ。
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