バルミューダのサーキュレーターで電気代節約は本当?おすすめの使い方を紹介!

昨今、地球温暖化などの原因により異常気象が続いています。

夏は平気で40度を越し、エアコンを使わないと熱中症を引き起こす危険性があるほど、環境は変化しています。

そうなってくると、気になってくるのは日々の電気代ですよね。

今まで、寝る前に1時間だけつけていたエアコンが、ほぼ1日中運転となると電気代は一体何倍になるでしょうか。

考えるだけでゾッとしますね。

そんなご家庭の救世主と言われているのが、サーキュレーターです。

サーキュレーターは空気を循環させ、エアコンの冷却効率を良くし、電気代の増加を抑制する働きがあるとして、注目されています。

ですが、「本当に電気代は安くなるの?」「サーキュレーターにも電気代かかるじゃん!」と不安になりますよね。

そこで、今回私が購入したBALMUDA(バルミューダ)のGreenFan Cirq(グリーンファン サーキュ)の実際の効果をお伝えしようと思います。

購入して3年が経過していますので、良い所も悪い所もわかっています。

長期使用で気になる、お手入れ事情も併せて紹介しますので、ぜひ最後までご覧下さい。

サーキュレーターと扇風機は違う?

 

まず、私のおすすめするバルミューダのグリーンファンサーキュを紹介する前に、サーキュレーターとは何か説明します。

サーキュレーターは「circulation:循環」から命名されています。

即ち、空気の循環をさせる機械を言います。

扇風機だって空気を循環させるじゃんと思われるかもしれませんが、その違いを比較してみてみましょう。

扇風機

  • 役割:人体に風を送る
  • 風の幅:広範囲(首振り機能)
  • 風の距離:近くにいないと感じない

サーキュレーター

  • 役割:空気の循環
  • 風の幅:狭く直線的(首振り機能ない場合もある)
  • 風の距離:遠くまで風を送る

お分かりの通り、扇風機とサーキュレーターは役割が違うので、作り出す風が全然違いますね。

直接風に当たって涼みたいという場合は、扇風機。

空気の循環(流れ)を作って、クーラーの効きを良くしたい場合はサーキュレーター。

そんな認識を持って下さい。

BALMUDA(バルミューダ)GreenFan Cirq(グリーンファン サーキュ)の基本情報

サーキュレーターと、扇風機の違いを理解した所で、今回紹介するバルミューダのサーキュレーターの実力を見てみましょう。

  • モデル名:GreenFan Cirq(グリーンファン サーキュ)
  • メーカー:BALMUDA(バルミューダ)
  • 大きさ:34㎝/25.6㎝/36㎝(横幅/奥行き/高さ)
  • 重さ:2.3kg
  • 動作電力:AC 100V 50/60Hz対応
  • コード長さ:1.8m
  • 消費電力:3W〜20W
  • 最大回転数:850rpm
  • 最大風速:230m/min
  • 風の届く距離:15m
  • 風量調節:4段階
  • 手動角度調整:可(水平:0°〜垂直上向き:90°)
  • 価格:18,333円(税別)※BALMUDA公式オンラインショップ参考

特筆すべきはやはり風の届く距離15mというパワフルさ。

そして、最大風速でも消費電力20Wという省エネさです。

つまり最大風速で24時間運転をすると、

20W×24時間=480W

1kwh=27円として、約13円。

それを30日使用すると月々388円となります。

実際、3年間使用して最大風速で使用したことはほとんどありませんし、(大体レベル2か3)1日使っても18時間ほどです。

それで計算すると月々約174円。安いですよね。

それで、電気代が安くなるならと、勢いよく購入してしまいました。

BALMUDA(バルミューダ)のサーキュレーターで電気代節約?

では、実際に運用してみて電気代が安くなったのか。

答えは、NOです。

私の家の条件が悪いかもしれませんので、使用状況をご紹介します。

  • 家:木造2F建の一軒家
  • 設置部屋:約20畳のLDK+2Fへ繋がる吹き抜け
  • 設置場所:1Fの階段付近(上方向目がけて)
  • 補助要素:吹き抜け部分にシーリングファン

サーキュレーターとシーリングファンを使用し、空気の循環を生み出したはずですが、体感できるほど空気の流れは感じません。

とくにクーラーの設定温度を変更するわけでもなく、あってもなくてもといった感じです。

電気代は、太陽光発電を積載していることもあり、発電量の変動が大きく金額の比較はできませんでした。

もう少し閉鎖された空間であれば、空気の循環が成り立ち節電へと繋がるのかもしれませんが、私の家の場合は効果は薄かったです。

BALMUDA(バルミューダ)のサーキュレーターおすすめの使い方

私の家の場合、節電には効果を発揮できなかったサーキュレーターですが、その他におすすめの使い方があるのでご紹介します。

それは、衣類の乾燥です。

梅雨の時期のジメジメや、冬場の日照不足により、洗濯物が乾かない。

そんなお悩みを解決できます。

また、部屋干しによる嫌な匂いの発生も抑えてくれます。

私の家の場合、とくに冬場に重宝しています。

朝洗濯した物を、2Fの吹き抜けスペースに干し、暖房をつけてサーキュレーター+シーリングファンで空気を循環させます。

すると、昼過ぎには確実に乾燥しています。

夏場も、除湿冷房とサーキュレーター+シーリングファンで同等の効果を発揮します。

衣類乾燥機もほとんどの機種で1万円を超えてくるので、それを購入するならサーキュレーターとしての機能も果たす、バルミューダのサーキュレーターがおすすめです。

BALMUDA(バルミューダ)のサーキュレーターをレビュー

それでは、私が3年以上サーキュレーターを使用してきて、思ったことをレビューします。

今回は、

  • デザイン
  • 使いやすさ
  • 静音性

についてご紹介します。

デザイン

バルミューダのサーキュレーターの特徴といえば、このかっこいいデザインです。

白と黒のモノトーンで統一させた本体は、シンプルながらインテリアのような存在感です。

ボディもツヤのあるホワイトで高級感があります。

正直、このデザインに惚れて購入してしまいましたが、今でも見てて惚れ惚れします。笑

使いやすさ

サーキュレーターなので、直線的な風であることは言うまでもありませんが、時折首振りしたらなーと思うこともあります。

実際、サーキュレーターを謳いながら、首振り機能のついた商品もあるので、みんな同じ考えかと思います。

それ以外には、有線なので設置場所が限定される点をなんとかしてほしいです。

部屋干し乾燥・空気の換気と大忙しなので、色々な場所に設置したいので充電式だととても便利だと感じました。

持ち運ぶ際は、重たいわけではないので、とくに不自由は感じません。

静音性

風量の設定にはよりますが、4段階のうち3段階目からうるさくなります。

吹き抜けの2階に設置して、1階で運転しているのがわかるくらいです。

騒音が気になる人は、2段階で止めるといいと思います。

使うシーンに合わせて、調整が必要です。

BALMUDA(バルミューダ)のサーキュレーターお手入れ方法

部屋の空気を集めて、吐き出す機構上どうしても汚れが溜まりやすいガジェットです。

扇風機と同じように、羽根などに埃がびっしり蓄積しますので、定期的な清掃が必要不可欠です。

そこで、私が行なっている定期清掃をご紹介します。

手順1:サーキュレーターの分解

まずは、サーキュレーター本体の裏側、モーターの下側にある操作レバーを起こし、スライドロックを滑らして、ロックを解除します。

ロックを解除したら、ファンガードを下側から持ち上げて、上部のツメも外しファンガードを取り外します。

ファンホルダーを時計まわしで緩め、取り外します。(通常のネジとは逆ネジのため注意)

ファンを前方に引き抜き、取り外します。

手順2:部品の清掃

取り扱い説明書を見ると、ファンガードとファンのみ水洗いが可能とあります。

ファンホルダーは、裏側が金属部品になっているので、腐食するのかも知れません。

しかし、いちいち分けて洗うのは面倒なので、一緒に水洗いしてしまいます。笑

3年以上経過していますが、不具合の発生はありません。

※実施の判断は自己責任でお願いします。心配な方はファンホルダーを拭き清掃して下さい。

本体を掃除機で清掃し、拭き清掃で仕上げをします。

洗浄した部品を完全に乾燥させます。

手順3:サーキュレーターの組み立て

乾燥させたら、分解の逆順で組み立てていきます。

とくに難しいことはないので、詳細は割愛しますがポイントは

  • ファンホルダーを左回し(反時計回り)で締めること
  • ファンガードのスライドロックを確実に締めること

です。注意して作業を行なってください。

サーキュレーターお手入れのワンポイントアドバイス

汚れやすいガジェットではあるので、常に清潔に保つことは難しいですが、少しでも汚れを減少させたい場合は、扇風機などに使う埃除けのネットを被せてみましょう。

1週間に1回取り外し、洗濯するようにすれば、本体に汚れがつきにくくなります。

また、小さなお子さんがいる家庭の場合は、誤って子供がファンに指を入れないために、ネットの使用をおすすめします。

まとめ

BALMUDA(バルミューダ)のGreenFan Cirq(グリーンファン サーキュ)についてご紹介しました。

サーキュレータは、扇風機とは違い空気の循環を生み出すガジェットです。

その効果は、クーラーの冷却効率を高め、電気代を安くすることができると言われいましたが、私の家の場合は効果は見られませんでした。

それでも衣類の乾燥に使えたり、料理の嫌な匂いを外に出したりと用途は様々で、購入しなければよかったと思うことはなく、買って正解でした。

実際、購入して3年以上経過していますが、使わない日はないほどです。

それほど生活の必需品となっています。

長期使用するにあたり、気になるお手入れは少し面倒ではありますが、水洗いが出来るのである程度綺麗な状態を保てます。

汚れが気になる方、小さなお子さんがいるご家庭は、埃除けのネットを使用することをおすすめします。

そんな、バルミューダのサーキュレーターは、デザイン性が他のサーキュレーターより段違いで良く、家の中に映えること間違いないです。

サーキュレーターをお探しの方には、ぜひおすすめしたい商品です。

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