ホームトレーニーに欠かせないアイテムといえばベンチですよね。
今回は、私が購入したアジャスタブルベンチ、「アイロテック(IROTEC)のWOTマルチファンクションベンチ」についてご紹介します。
ベンチにも種類があり、金額もピンキリです。


調べれば調べるほどわからなくなりますよね。
ぜひこの記事を読んで、あなたがベンチに何を求めるかを明確にして下さい。
contents
ベンチの種類
まずは、私の紹介するベンチの基本情報をみる前に、ベンチの種類について理解しましょう。
ベンチは、大きく分けて3種類存在します。
- フラットベンチ
- インクラインベンチ
- アジャスタブルベンチ
全てベンチに変わりありませんが、それぞれ機能が違ってきます。
フラットベンチとは
フラットベンチは、一般的なベンチです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
背もたれのない長方形の細長いイスです。
インクラインベンチとは
インクラインベンチは、背もたれの角度調節が可能になったイスです。
しかし、フラットな状態(180度)からプラス方向(190度)へは調節できません。
フラットな状態(180度)からマイナス方向、90度くらいまで立ち上げることができます。
アジャスタブルベンチとは
アジャスタブルベンチは、インクライン機能とデクライン機能を兼ね備えるベンチになります。
背もたれが、フラットな状態(180度)から、プラス方向へもマイナス方向へも可変できます。
この機能は、ベンチの角度を自由自在に変化させ、自分の狙った筋肉に最短距離でアプローチをかけることができます。
アジャスタブルベンチ(アイロテックWOT)の基本情報
それでは、私の購入したアジャスタブルベンチ、アイロテックのマルチファンクションベンチWOTの基本情報を紹介します。
モデル名 | マルチファンクションベンチWOT |
メーカー | IROTEC (アイロテック) |
大きさ | 134㎝/83㎝/117㎝(全長/奥行き/高さ)←シート最高時 |
重さ | 36kg |
シート幅 | 25㎝/31㎝/31㎝(頭側/中央/腰側) |
フラット時シート高 | 45㎝ |
材質 | スチール(骨組み)/プラスチック(操作部品)/人工皮革(シートカバー) |
対荷重 | 300kg |
角度可変数 | 座面シート4段階/背もたれシート16段階 |
価格 | 50,600円(税込)※公式ホームページ参照 |
座面も背もたれも角度調整ができ、インクラインからデクラインまで対応できる、アジャスタブルベンチです。
その他は、目立った機能はなくとてもシンプルな形になっています。
シンプルなアジャスタブルベンチにしては、5万円代と少し高額ではありますが、アイロテックが準業務用と打ち出しているWOTシリーズ。
その対荷重や、性能は抜群でコスパがよく、購入の決め手となりました。
私のトレーニングルーム(6畳)には、機能の少ないシンプルなベンチがベストです。
アジャスタブルベンチ(アイロテックWOT)の組み立て
マルチファンクションベンチを購入すると、各部品が指定した住所に送られます。
使用には組み立てが必要です。
組み立てに必要な工具は、スパナが付属してきますので、別途準備するものはありませんが、錆止めの油は準備しておいた方が良いかと思います。
説明書は俯瞰の図しかないので、とても分かりづらいですが、あてにしなければ問題ありません。
完成形を頭に入れて、その通りに組んでいけば間違い無いかと思います。
そもそも、似たような部品はありませんし、取り付け方向は完成図を見れば確認できるので、DIYが苦手な方でも、長くて2時間もあれば完成できると思います。
私は、油を塗りながら進めましたが、1時間かからないくらいでした。
アジャスタブルベンチ(アイロテックWOT)の使い方
通常のベンチとして使用します。
シートの角度を調整したい場合は、ロックピンを引っ張りながら、シートの角度を可変し好みの所でピンを戻します。
穴のない所にピンはささりませんので、注意して下さい。
ピンがしっかりささっていないと、トレーニング中にガタついて怪我につながります。
アジャスタブルベンチ(アイロテックWOT)のレビュー
それでは、ここまで紹介してきたアイロテックのマルチファンクションベンチのレビューを紹介します。
今回は、
- 安全性
- 使いやすさ
- 静音性
- 価格(コスパ)
について、それぞれレビューしていきます。
安全性
トレーニング器具において、とても重要な項目です。
健康目的で使用する道具で怪我をするようでは、本末転倒ですね。
ベンチは、背中を預ける道具ですので、信頼できないとトレーニングで全力を出し切れません。
このマルチファンクションベンチWOTは、信頼して下さい。
対荷重300kgはそれ相当の実力を秘めています。
トレーニングで使用していても、ガタつくことは一切なく堅牢性はしっかりしています。
組み立てる際に使用するナットも、緩み防止の機構が備わっているので、その点もより安心できます。
使いやすさ
シートはある程度厚みがあり、しっかりしながらも柔らかさもあって体が痛くなることはありません。
また、シートの角度調整は簡単で、好きな角度にすぐに調整できます。
ただ、少し重たいです。
対荷重を維持するために重くならざるを得ないことは分かりますが、疲れ切った体で36kgを動かすのは、つらいです。笑
静音性
静音性は、あまりありません。
ちゃんとうるさいです。笑
特にロックピンの着脱、シートのスライド時は音がします。
ロックピンは静かにする他ありませんが、シートのスライドはスライド部分に、シリコーン性の油を塗布することで、静音性を高められます。
価格(コスパ)
1万円以下でベンチが購入できる中で、5万円は決して安くありません。
ですが、怪我をしない安心を買うと思えば、安いものです。
また、安価な対荷重の低いベンチを購入すると、後で後悔しがちです。
というのも、扱う重量が増えて安価なベンチでは対応不可となり、別途購入が必要になるからです。
不要になるものを購入するくらいなら、ずっと使えるものをお金を出して買うべきと思います。
そう考えると、コスパはいいですね。
まとめ
アイロテックのマルチファンクションベンチWOTの紹介をしました。
準業務用ということで、5万円代でもかなり高スペックです。
業務用となると大体10万円前後ですので、半額でそれ相当の品が購入できます。
対荷重は申し分なく、背中を安心して預けられます。
シートは厚みがあり、しっかりしていながら、柔らかさもあってとても気に入っています。
唯一、新品購入時のシート角度調整時の音だけ気になりました。
動作部分に油を塗布しておけば、静かになるので試してみてください。
ごちゃごちゃと色々な機能のついていないシンプルなアジャスタブルベンチをお探しの方。
6畳のお部屋の方おすすめです。
コメントを残す